再建手術の先伸ばしについて、どれくらいまで可能でしょうか?

2022年2月16日   

私は昨年10月に、乳がんに対して左乳房全摘手術並びに、エキスパンダーを挿入する再建手術を行いました。
そして本年6月に、挿入していたエキスパンダーをシリコンにいれ替える2次再建手術を控えている者です。
ここでご質問なのですが、この2次再建手術は、予定日より先伸ばしすることが出来ますでしょうか。
もし、それが可能であれば、どの程度までの先伸ばしが可能なのでしょうか?
理由は、今の仕事が安定していない為、身辺がもっと落ち着いてから手術に臨みたい為です。

2020年4月時点で学会においては、12ヵ月を超えて長期にわたりエキスパンダーを留置しないよう注意喚起されております。長期留置によるエキスパンダー破損のリスクがあること、また留置中はMRI検査ができないことも挙げられます。
従って、術後半年~1年の間でインプラントへの入れ替え手術を予定して頂くのが望ましいと考えます。
ただ、患者様によっては体調や個人的な事情、コロナ禍の手術制限等でどうしても1年以上留置せざるを得ない場合もございます。
その場合は、主治医とよく御相談頂き、破損時の対応などを十分に御理解頂ければと思います。
文責:広島大学病院形成外科 佐々木彩乃