右胸下のあばら骨、もしくは肺のあたりに違和感があり、押すと痛みを感じます。骨転移でしょうか?

2020年6月16日   

32才(二年前)の時右乳房に2cm超のガンが見つかり部分切除の手術を行いました。手術中にリンパへ流れているのも見つかり、リンパ郭清手術も同時に行いました。タイプはルミナルAタイプでしたが、ガンの形から取り残しがあると悪いのと、年齢的に再発予防のため術後に化学療法、放射線治療を行いました。現在はホルモン療法(タモキシフェン)リュープリン注射をしています。

最近、手術をした右胸下のあばら骨、もしくは肺のあたりに違和感があり、押すと痛みを感じます。日常的痛かったり、ズキズキとした痛みではなく、何かにぶつかったときのような鈍痛です。

もし転移していたらと考えると不安で不安でしょうがないです。子どもも小さく転移していた場合どんな治療になるのでしょうか?
化学療法、放射線をしていて、二年で転移する事もあるのでしょうか?

骨転移の特徴は、次第に痛みが増強してくる、とかその部位を叩くと痛みが増強するなどと言われていますが、結局は画像検査してみないとわかりません。背骨などに限局すればMRIが有用ですが、範囲が広いとCT検査になるかと思います。痛みが強くなってきてそれが継続するようだと、検査をされたらいいかと思います。

 

文責:広島大学病院乳腺外科 角舎学行