術後病理検査にKi67の検査をしてくれませんでした。大丈夫でしょうか?

2021年4月27日   

3月に浸潤乳管癌の右乳温存手術を受けました。1ヶ月後に病理診断がでましたが。
☆癌の広がり25mm 湿潤径13mm
☆グレード2 ステージ1
☆ホルモン受容体 あり
☆HER2 なし
ki-67   13.1%
このki-67の数値は針生検のみで、術後病理では、調べていないそうです。 針生検と術後病理では、ki-67の数値は変わる場合が多いと聞きます。この結果から、ホルモン療法と放射線30回になりました
お尋ねしたいのは、病理検査で、ki-67を調べない事はあるのでしょうか?抗がん剤を決める大事な数値と聞いてます。オンコタイプについても主治医からは、何もいわれませんでした。乳がんは、全身に癌が早期から散らばると聞き、このままの治療法では、転移が心配です。

ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がんをルミナールタイプと言いますが、化学療法を必要ないものをルミナールA,必要なものをルミナールBと分けています。一般的に最も使われているものはKi67ですが、グレードを使うのが海外では多いようです。ですから、グレードで判断しても悪くはありません。針生検と摘出したものとでKi67が変化することはありますが、それほど大きくはないと思います。

ご自分でKi67の染色を主治医にお願いするか、セカンドオピニオンを受けるようにすれば良いのではと思います

 

文責:広島大学病院乳腺外科 角舎学行