センチネルリンパ節にマクロ転移が1個ありました。化学療法をしたほうがよいのでしょうか?

2020年5月28日   

はじめまして。どうぞよろしくお願いします。
術前検査は、以下です。
浸潤小葉癌 しこり25cm、拡がり横3.8cm、深さ3.7cm、放射状6.8cm
核グレード:1
エストロゲン受容体:+
プロゲステロン受容体:+
HER2:-
Ki-67:38%
50歳閉経前(子宮内膜症のため、リュープリン注射をしています
腋窩にリンパ節腫大が見当たらないため、温存手術後は、放射線+ホルモン治療をするとの診断でした。
手術の際、リンパ節への微小転移が1個あったが、廓清せず、上記の治療でいきましょうとのことでした。癌はすべて取りきれたそうです。
病理結果で、リンパ節への微小転移1個はマクロ転移2.5mmであったため、化学療法を行ってから、放射線+ホルモンにすすんだほうがよいと言われました。
マクロ転移が1個でもあった場合は、化学療法をしたほうがよいのでしょうか?
驚きのあまり動揺してしまい何も言えず、「考えてきます」と言ってきました。
どうぞよろしくお願いします。

こんにちは。
手術、本当によく頑張られました。
そしてリンパ節転移があったこと、抗がん剤のお話が出たことでびっくりされたかと思います。
ご質問としては抗がん剤治療をどうするかについてですね。
再発のリスク因子としては、リンパ節のマクロ転移1個、 そしてKi-67:38% と高いこと、が挙げられます。
この二つのリスク因子がありますので、 50歳とお若いですし、再発リスクを少しでも下げるために抗がん剤のお話が出たのだと思います。
抗がん剤治療により再発リスクがなくなるわけではありませんが、ある程度は低下します。一方で副作用が欠点としてあります。
担当医の先生とよく相談し、治療方針をお決めください。
今後、健康で過ごされることを心からお祈りしています。
文責:広島大学病院乳腺外科 舛本法生