トリプルネガティブ ステージIIIa です。術前化学療法を行い術後ゼローダ服用中ですが、腫瘍マーカーが変動します
2021年3月23日 トリプルネガティブ乳がん
トリプルネガティブ ステージIIIa 術前化学療法、術後ゼローダ服用。
腫瘍マーカーの変動についてお伺いします。
術前化学療法中
CEA 1.5→1.4→2.2→1.8→1.7
CA15-3 22.4→20.3→24.3→17.7→14.8
術後ゼローダ服用中
CEA 1.6→1.9→2.2→3.3→4.7
CA15-3 11.6→19.6→21.5→22.5→21.2
この変動は転移を疑うものでしょうか?
トリプルネガティブ、術前化学療法で完全奏功しなかったというこ
トリプルネガティブで術前化学療法を行い、 完全奏功していないため術後ゼローダ内服をされているのですね。
術後定期的に腫瘍マーカーの測定を行いますが、 かなり頻繁にされているのでしょうか。
腫瘍マーカーの値の経過は参考になりますが、 現段階ではいずれも正常範囲内ですし、 腫瘍マーカーの値だけではなんとも判断できません。 この段階で転移・再発を断定することはできません。
あまり気にしすぎると必要以上に不安が大きくなると思います。
主治医の先生も結果を見ていると思うので、 今後経過をみて上限を超えたり、 必要と判断されればCT検査など全身精査の検査をオーダーされる と思います。
色々不安もあると思いますが、 相談者様の治療がうまくいくよう願っています。
文責:広島大学病院乳腺外科 角舎学行