イブランスとベージニオのどちらを選んだらいいか迷っています
術後2年半で骨転移した70代の母ですが、内分泌療法をアナスト
実は前回の質問から色々とあり転院しました。前医は副作用の観点
判断材料となるのは副作用かと思いますが、代表的な骨髄抑制か下
ただ引っかかっているのは、イブランスはPALOMA-2試験で
上記の点含め、母が判断する上でのアドバイスを頂けましたら幸い
ご質問にもあるように、どちらを選んだらいいのかは副作用によるのではないかと思います。イブランスは好中球減少、ベージニオは下痢、が特徴です。ただ、どちらもコントロールは可能ですし、減量しても効果はありますので、主治医にしっかり調整して貰えば継続はできると思います
効果については、質問にあった通りの印象を専門家も持っていると思います。予防的投与の臨床試験でベージニオはポジティブなデータが出て保険承認されて使えていますが、イブランスはネガティブデータでした。対象も微妙に違うのでベージニオが上手くやっているような印象もありますが、ベージニオの方がパワーがあると感じている先生の方が多いのではと思います。ただ、両者を直接比較した試験はないので、あくまでも推測です
文責:広島大学病院乳腺外科 角舎学行