骨転移がみつかりましたが、食道がんの転移か乳がんの転移かわかりません

2020年9月17日  , 

乳癌14年前初発、8年後局所再発 12 年後遠隔転移(肝臓・肺)
ハーツータイプでハーセプチン  パージェタ パクリタキセル にて一旦消失。
ややこしいことに、遠隔転移時同時に食道がん罹患。乳がんが落ち着いた頃、食道治療(抗がん剤放射線 内視鏡切除)
しかし食道がん憎悪あり胸膜播種など。
2週間前に肩腕激痛にてCT結果は頸椎胸椎に転移あり。消化器主治医によると
想定外だったと。そこで、乳がんからかもとなり血液検査したところ転移消失した頃は、ずっと5くらいだったCA15-3が(転移時は78.5)44.5に上昇(食道のSCCも18.5と高値)食道からいきなり骨転移は消化器主治医もあまり考えにくかったそうで乳がんからの骨転移の可能性は高いでしょうか。CA15-3が上昇と言ってもかなりの高値ではないとも思うのですが…
ご意見いただければ幸いです。

2つのがんに罹るとどちらの転移かわからないことがあります。しかし、どちらの転移かはっきりさせることは必要です。それは、治療する薬剤が違うからです。現在、食道がんも乳がんも再発、転移しておられますので、状況からはどちらかはわかりません。しかし、治療目的が痛みをとるのであれば、どちらであっても頸椎に放射線を照射することは有効だと思います。まずは放射線照射をするという選択肢はあります。

どちらか明らかにしたい場合には、頸椎転移巣の生検という方法もあります。

 

文責:広島大学病院乳腺外科b角舎学行