骨転移があり、ランマーク、ベージニオ、リュープリンを使用しCRになりました。今後の治療について質問があります
2022年12月30日 再発治療
43歳 ステージ4の患者です。
初発時に骨転移を伴う乳がんがわかりました。
発覚時から現在まで約1年8か月
ベージニオ150mm、ランマーク フェソロデックス リュープリンの治療を続けております。今後の治療に迷いがありま
下記 発覚時のデータです。
■右 85mm×75mm×40mm HER2 0、ki 67 20% 、ER8、PgR6
■左 6mm HER2 1+、ki6730%、ER8、PgR6
■頚椎 1箇所骨転移 極小集積 (生検にて転移決定)
■腫瘍マーカー(乳がん発覚時のから現在まで1年8ヶ月の推移)
CA15 37、0→7、9
CEA 2、8→1、3
◆治療開始から1年8ヶ月後の現在、PETにて、どこも集積はな
ーお伺いしたいことー
①現在乳がん発覚時にあった1箇所の骨転移は骨化しているとの診
②ベージニオは継続できる間は継続をすすめるが、
希望するのであればベージニオをやめてホルモン療法だけでもとの
(幸いベージニオによる副作用は下痢が少しある程度で、そこまで
先生方の患者様(ステージ4の方)で、
ベージニオ治療後、ホルモン剤のみの治療をされていらっしゃる方
③腹部のリュープリンがどうしても合わず、打ってから数時間後に
のたうち回るほどの痛みです。またしこりと鈍い痛みがが1ヶ月続
冷やすほかに何か工夫がございましたら、ご教授頂きたいです。
(ゾラデックスはも経験しましたが、同じような症状です)
①現在乳がん発覚時にあった1箇所の骨転移は骨化しているとの診
それとも骨転移が消失した時点でやめるべきでしょうか?
→ランマークの効果は「骨関連事象の現象」です。予後には差がありません。骨折などのリスクがない状態であれば、休薬しても良いのではと思います。
②ベージニオは継続できる間は継続をすすめるが、
希望するのであればベージニオをやめてホルモン療法だけでもとの
(幸いベージニオによる副作用は下痢が少しある程度で、そこまで
先生方の患者様(ステージ4の方)で、
ベージニオ治療後、ホルモン剤のみの治療をされていらっしゃる方
→止め時についてはデータがありませんので、副作用が我慢できなければしょうがなく休薬、という形になると思います。
③腹部のリュープリンがどうしても合わず、打ってから数時間後に
のたうち回るほどの痛みです。またしこりと鈍い痛みがが1ヶ月続
冷やすほかに何か工夫がございましたら、ご教授頂きたいです。
(ゾラデックスはも経験しましたが、同じような症状です)
→腹部以外のお尻とか太もも前面など部位を変えたらどうでしょうか?
文責:広島大学病院乳腺外科 角舎学行