1. 『知っておいてほしい乳房と乳がんのお話し』の講座(学校出前授業)
~性教育の一環として乳房の発達と乳がん検診の正しい知識を身につける講演会~
趣旨
あなたは乳がんについて、どれくらい知っていますか。
いま女性の12人に1人が乳がんになるほど身近な病気なのですが、正しい知識を学ぶ機会は意外に少なく、そのため、有名タレントの乳がん報道のたびに、たくさんの人々が、検診に一時的に殺到するといった事態が起こります。
乳がん検診を受診された方々の中には知っていれば心配する必要がない症状や、乳がんが発症する可能性が極めて低い20代の女性などが多く含まれていました。
乳がんを知るために、私たちは自分自身の乳房についてもしっかりと知ることが大切ですが、乳房のことを教えてくれる講座は見当たりません。広島初!いえ日本初!!の試みで、この講座を企画しました。
『乳房の発達に伴う症状』や『乳がんの正しい知識』について、第二次性徴が遂げられる10代や若い女性、そして母親世代の皆様に知っていただき、自らの健康を生涯に渡って守ることに役立てていただきたいと願っています。
内容
<講師>
広島市内で診療を行っている乳がん専門の女性医師(広島大学病院乳腺外科を中心とする医師)
<対象>
高校生、大学生/授業の一環で講義を行う
<講義の内容>
・ 乳房の発達としくみ ・生理周期による乳房の変化や症状・10代から起こりうる乳腺の良性疾患・乳がんについて~かかりやすい年齢、症状・乳がん検診について~患者さんの体験DVD上映・20代、30代は自己チェックが中心・自己チェックのしかたの指導・40代以降の検診制度
<時間>
・高校で行う場合:50分 講義約30分+DVD上映+質疑応答
<実績>
安田高校・広島女学院高校・ノートルダム清心女子高校・比治山女子高校・進徳女子高校・広島市立商業高校・清水が丘高校・呉三津田高校・山陽女子短大・安田女子大学。広島女学院大学1年生 2年で4,300名を越える生徒が受講
2. 一般対象:乳がん基礎講座の開催
- 趣旨・内容
- 乳がんについて基礎知識を学び、特に乳がん検診の受診の大切さを伝える講座を乳腺外科の専門医または、ピンクリボンアドバイザーを講師として行います。
希望があれば、患者さんの体験談を聞くこともできます。