まちなかリボンサロン
ハイブリット形式で開催していましたが、現在はオンラインのみで行っています。

2024年5月11日(土)第148回まちなかリボンサロン(WEB形式)開催の報告

第148回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 薬剤部 滝沢大吾先生に『教えて薬剤師さん!!!抗がん剤の副作用について』と題してご講演いただきました。

まずは、4つに大別される乳がん治療の方法と、それぞれに使用される治療薬について説明をいただきました。

 

 

 

 

それぞれの療法で起こり得る特徴的な副作用について、治療には必ず利点と欠点があることから、良い治療とは利点を大きくして欠点を小さくすることであり、欠点を小さくするうえで薬が重要になってくることを教えていただきました。

 

 

 

 

そのうえで、副作用を薬で抑えていくこと以外にも、運動療法や食事療法など様々な角度から症状に対してアプローチする事の重要性をご説明いただきました。

また、薬を服用する際の注意点(食事と薬には相互作用があること)や、服薬タイミングの注意点、飲む頻度や服用後の身体への血中濃度を一定に保つことが重要であり、用量や用法を守って服用する事が、副作用を抑え、最も効果のあることを教えていただきました。

 

 

 

 

最後に、薬による副作用は個人差があることや、体調次第で副作用の感じ方が変わるため、気になった場合は、医師や薬剤師、看護師に相談してほしいと仰られ、共に解決策を模索していきたいと述べられ、レクチャーを締めくくられました。

次回6月の第149回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 診療支援部 横山 枝杏華 先生に『進化を続ける超音波検査の世界 ~知ってほしい検査の大切さ~』をテーマにご講演いただきます。

皆様のご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

2024年4月6日(土)第147回まちなかリボンサロン(WEB形式)開催の報告

第147回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 形成外科 佐々木彩乃先生に『乳房再建 Q&A ~さまざまな不安や疑問にお答えします~』と題してご講演いただきました。

まずは、乳がんの手術で残る傷跡がどのようなものか、その傷跡がどのような経過をたどっていくのかをご説明いただきました。

 

 

 

 

次に、術後の傷跡は傷口が閉じた後も皮膚の下で炎症が続いているため、摩擦や日光を避けて保湿を続けると傷跡が目立たなくなることや、脂肪注入による乳房再建について長所や短所を中心にお教えいただきました。

 

 

 

続いて、人工物(乳房インプラント)による乳房再建によって起こりやすいBIA-ALCLについてご説明とその考え方、予防策をいただきました。

 

 

 

 

最後に、乳房インプラントの入れ替えが必要であるか、スキンケアの必要性や重要性など、寄せられたご質問に対してレクチャーをいただいた後、色々な術式やケアの方法があるため、自分に合った先生を探して納得できる再建をしていただきたいとの言葉でレクチャーを締めくくられました。

次回5月の第148回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 薬剤部 滝沢大吾先生に『教えて薬剤師さん!!!抗がん剤の副作用について』をテーマにご講演いただきます。

ご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

2024年3月2日(土)第146回まちなかリボンサロン(WEB形式)開催の報告

第146回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 がん相談支援センター がん専門相談員/がん看護専門看護師の織田浩子看護師に『利用しよう!「がん相談支援センター」』と題してご講演いただきました。

まず最初に、全国にあるがん相談支援センターの役割、がん治療やがん相談と密接な関係にあるがん対策基本法についてご説明をいただきました。

 

がん相談支援センターに寄せられるご相談で一番多いのは、乳がん患者さんからで、主な内容な、症状や後遺症のこと、今後の生活への不安などが占めます。

 

それらの相談に対して、病院側からではなく、あくまで中立的な立場から情報提供や助言をさせていただくことが大きな役割となっています。

がん相談支援センターには、がん専門相談員や、指定の研修を受けた看護師、ソーシャルワーカーなどが常に在席しており、必要に応じて院内の薬剤師や栄養士、リハビリスタッフなどとも連携してあり、がんと診断されたらあらゆる場面で活用できることをご説明いただきました。

 

その後は、広島大学病院のがん相談支援センターに多く寄せられる相談内容をご紹介いただき、患者サロンやおしゃべり会を開催していることをご案内いただきました。

最後は、がん相談支援センターは、がんに関するどんな小さな内容からでも、いつでも利用できるところであり、不安を解消して気持ちを整えるためにも是非とも活用していただきたいというお言葉で講演を締めくくられました。

 

来年度4月の第147回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 形成外科 佐々木彩乃先生に『乳房再建(仮題)』をテーマにご講演いただきます。

今年度もたくさんの方にご視聴いただき有難うございました。

来期も引き続きオンラインのみでリアルタイム配信を予定しております。ご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

2024年2月3日(土)第145回まちなかリボンサロン(ハイブリット形式)開催の報告

第145回まちなかリボンサロンは、無印良品広島アルパーク店様のご協力をいただき、「無印良品×まちなかリボンサロン コラボレーション企画」として『乳がん治療のアピアランスケアを考えよう』を開催いたしました。

数年ぶりの現地開催となった今回の企画、レクチャー部分はWEB配信ですが、その後は現地でグループワークを行うというものです。

前半レクチャー内容

  • アピアランス関連の副作用総論(広島市立北部医療センター安佐市民病院 乳腺外科 鷹屋桃子 先生)
  • 着るもの、身につけるもの(広島大学病院 看護部 奥田祥子看護師)
  • 爪・スキンケア・リンパ浮腫(広島大学病院 看護部 山口眞由美看護師)
  • 無印良品が開発する商品について(無印良品 様)

  

 

無印良品様が開発・オススメしている、乳がん治療のケアに使える商品の数々。

 

グループワークの風景

 

次回は、広島大学病院 がん相談支援センター がん専門相談員/がん看護専門看護師の織田浩子看護師に『利用しよう!「がん相談支援センター」』と題してご講演いただきます。

次回は、通常通りオンラインのみでの視聴となりますのでご留意ください。次回のご参加をお待ちしております。

2024年1月6日(土)第144回まちなかリボンサロン(WEB形式)開催の報告

第144回まちなかリボンサロンでは、島根大学医学部附属病院 乳腺センター角舎学行 先生に『あなたの悩みを解決します!〜乳がんいつでもなんでも相談室にいただくことが多い質問にまとめてお答えします〜』と題してご講演いただきました。

現在、ピンクリボンプロジェクトのWebサイトに「乳がんなんでも相談室」というページを開設して4年ほど経ちます。

このサイトを作ろうと思い立ったのは、なかなか主治医には聞きづらい事をインターネットで調べてみると、目につきやすいところにほど、怪しい情報があると気づいたでした。私たちが医療従事者として、困っている人に正しい情報を何とか伝えたいと思い、広島大学の他科のスタッフと共に始めたのがきっかけです。

 

現在は、23名の医師がボランティアで関わっており、乳がんの領域であればほぼ全てカバーできると考えています。可能な限り答えられるようにしていますが、多忙よりなかなか全ての質問に応えることが難しい状況です。

 

現在は700ほど質問に答えていますが、重複する質問も多いため、そのような時には直接メールでお返事することもあります。ただし質問の際には、実際に診察をしているわけではないのでどうしても一般的な回答になること、個人的な質問には答えられないことがあること、などに留意していただきたいとお願いがありました。

この講演においては、質問数の多くを占める下記8つのカテゴリから、特に良く受ける質問を抜粋して解説をなされました。

  1. 診断
  2. 術後治療方針
  3. ホルモン療法
  4. 再発治療
  5. 放射線治療
  6. 化学療法
  7. HER2陽性がん
  8. 手術

 

多くの場合は主治医が説明しているはずではあるけれども、やはり聞きづらい雰囲気であったから、多くの質問が来るのではないかと感じています。

 

最後に、同じ質問が多く来ることや、緊急を要する質問にはお答えが難しいことから、改めて「乳がんなんでも相談室」の上手な活用方法のお願いがありました。

次回は、無印良品様とコラボレーション企画を行います。数年ぶりに現地で体験コーナーを設置しますので、是非とも現地参加いただければと思います。

新年明けましておめでとうございます

皆様のご多幸をお祈り申し上げます