2011年に始まった「まちなかリボンサロン」は、2019年より理事の笹田先生(広島大学病院乳腺外科)が運営を引き継ぎ、ついに100回を超えました。今では広島の乳がん患者さんにとって、重要な情報発信の場として認知されています。
毎年10月に開催される「ひろしま乳がんアカデミア」も昨年より理事の舛本先生(広島大学病院乳腺外科)を中心に運営され、大成功をおさめました。
さらに「女性医師による出前授業」も恵美先生(広島大学病院乳腺外科)の努力により、県内の高校、大学に広くその活動を知られるようになってきています。
すべてが順風満帆にいっているかに見えた矢先、今年1月から中国で始まったコロナウイルス感染により自粛生活を余儀なくされ、我々NPOの活動もほとんど休止せざるを得ない状況です。
その中で、昨年11月に開設した「乳がんいつでもなんでも相談室」は、インターネットの中にある乳がん専門の“WEBサイト相談室”として全国から質問が押し寄せ、2020年5月18日現在で100件を超えました。
これまで患者さんと直に対面しての活動が中心であった我々NPOも、今後はインターネットを通じた発信も並行してやっていかなくてはいけないのでは、と考えています。逆に言えば、我々は広島の乳がん患者さんのためにと活動してきましたが、インターネットの力によりサロン、アカデミアなども全国に向けて発信していったほうがいいのではないでしょうか?確かにコロナウイルスのダメージは甚大ですが、我々の今後の活動の方向性を示してくれているような気がします。
いずれにしても、またコロナ感染が落ち着きましたら、これまでのNPO活動を再開いたしますので、今後とも皆様のサポートをよろしくお願いします。
2020年5月20日
NPO法人ひろしまピンクリボンプロジェクト
理事長 角舎学行
ひろしまピンクリボンプロジェクトHP ⇒ https://pinkribbon-h.com/
乳がんいつでもなんでも相談室⇒ https://pinkribbon-h.com/qa/