2024年4月6日(土)第147回まちなかリボンサロン(WEB形式)開催の報告

第147回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 形成外科 佐々木彩乃先生に『乳房再建 Q&A ~さまざまな不安や疑問にお答えします~』と題してご講演いただきました。

まずは、乳がんの手術で残る傷跡がどのようなものか、その傷跡がどのような経過をたどっていくのかをご説明いただきました。

 

 

 

 

次に、術後の傷跡は傷口が閉じた後も皮膚の下で炎症が続いているため、摩擦や日光を避けて保湿を続けると傷跡が目立たなくなることや、脂肪注入による乳房再建について長所や短所を中心にお教えいただきました。

 

 

 

続いて、人工物(乳房インプラント)による乳房再建によって起こりやすいBIA-ALCLについてご説明とその考え方、予防策をいただきました。

 

 

 

 

最後に、乳房インプラントの入れ替えが必要であるか、スキンケアの必要性や重要性など、寄せられたご質問に対してレクチャーをいただいた後、色々な術式やケアの方法があるため、自分に合った先生を探して納得できる再建をしていただきたいとの言葉でレクチャーを締めくくられました。

次回5月の第148回まちなかリボンサロンは、広島大学病院 薬剤部 滝沢大吾先生に『教えて薬剤師さん!!!抗がん剤の副作用について』をテーマにご講演いただきます。

ご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。